「木を見て仕事をする」伝統的な在来工法には、

長年の経験で培われた技と知恵が活かされています。
 日本古来からの伝統的な住宅建築工法で、別名「軸組工法」とも呼ばれます。
土台、柱、梁、筋違等を構造の基本とし、上からの重量や地震など横からの揺れを支えます。
地震に弱いとされてきたが、近年は建築基準の強化や各種の補強工法等の普及により、強度や耐震性等についても全く問題ない工法といえます。
伝統的な本格和風住宅をつくりたいときは、この工法に勝る工法はないといえます。
・日本の伝統的な工法です
昔ながらの日本の伝統的な工法です。伝統的な工法ですが、洋風住宅もできるというすばらしい工法です。増改築も容易に出来ます。柱と柱の間に大きな開口部が取れるので日当たりがよく、風通しの良い住宅が出来ます。

・お客様の好みの住宅が実現できます
土地の状況、ライフスタイルに応じた間取りが自由に取れます。自由といっても耐震性などから考えると制限もありますが、大きなリビングや吹き抜け、大きい窓などお客様の好みにあった住宅が実現します。

・増改築が容易に出来ます
在来工法の特徴として増改築の容易さがあります。お客様のライフスタイルが変化しても対応できる住宅です。子供部屋の増築、お風呂の改築、畳をフローリングになどもスムーズに対応できます。

a:棟木 b:垂木 c:母屋 d:梁 e:軒桁 f:通し柱 g:間柱 h:床梁 i:つなぎ梁 j:胴差 k:筋交い l:根太 m:基礎

長所
 ◆敷地の形態に応じて設計の自由度が高い
 ◆間取りやデザイン等の制約が少ない
 ◆比較的広い開口部の設置が可能
 ◆比較的安価で予算に応じた施工が可能
 ◆他工法に比べ増改築が比較的容易
 ◆日本の気候風土に合致し居住性が高い


短所
 ◆一部の他工法に比べ工期が若干長くかかる
 ◆施工者の腕次第で施工むらが起こる場合がある
宇都木建築工業では、昔ながらの在来工法にこだわり、工場で図面に合わせてプレカットされた部材を使うのではなく、現場で状況に合わせて部材をカットしています。使用する部材も実際に目で見て、使う場所に適したものを選んでいます。また、とくに構造部分の結合には、継ぎ手や木栓を使う昔ながらの工法を守っています。


本当にいい家は、図面のままでは建ちません。長年、現場で経験を積んできた大工のカンが必要なのです。家を見、木を見て仕事をしてきた大工には、どこに力がかかるか、またどこから傷みが来やすいか、長年の経験から大よその見当がつくものです。それをもとに、図面にないことでも現場に応じて補強を加えたり、材料の使い方を考えたりと知恵をしぼります。

 木は生きています。月日を重ねる間に乾燥と膨張を繰り返し、変形していきます。建てた後、木がどう変形していくか?木のクセや性質を見越した職人の技で、狂いもなく月日を重ねるごとに強くなっていく「木の家」が実現するのです。

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